フラダンスの基本ステップ一覧（図解つき）｜カホロ・ヘラ・アミ入門
フラダンスの基本ステップは「この3つ」から
フラダンスを始めると、最初に必ず登場するのが「カホロ」「ヘラ」「アミ」。
この3つは、ほとんどすべてのフラに使われる“基礎の基礎”です。
難しく見えても大丈夫。
ポイントを押さえて順番に練習すれば、誰でも少しずつ身体に入っていきます。
ここでは、図解をイメージしながら、それぞれのステップをやさしく解説します。
基本姿勢｜ステップ前に整えておきたいこと
- 膝は軽くゆるめる（伸ばしきらない）
- 骨盤は立てる意識
- 上半身は力を抜いて、胸をやさしく開く
- 目線はまっすぐ、肩は下げる
この姿勢が整うと、ステップが安定し、動きが美しく見えます。
① カホロ（Kaholo）｜横に流れる基本ステップ
カホロは、左右に体重を移動させながら進む、もっとも基本的なステップです。
フラの「流れ」を感じる最初の一歩になります。
足の動き
- 右足を横に出す
- 左足を右足に寄せる
- もう一度右足を横に出す
- 左足をそろえる
ポイント
- 足をすり足のように使う
- 腰は上下せず、横にやさしく移動
- 「1・2・3・4」と均等なリズムで
② ヘラ（Hela）｜つま先で表現するステップ
ヘラは、つま先を前や斜めに出して表現するステップ。
歌詞の意味を示す場面でよく使われます。
足の動き
- 片足のつま先を前に軽く出す
- 体重は後ろ足に残す
- 元の位置に戻す
ポイント
- つま先はやさしく床に触れる
- 腰を振らず、軸を安定させる
- 足を「出す」より「示す」意識
③ アミ（ʻAmi）｜腰で描く円の動き
アミは、腰で円を描くように回すステップ。
フラらしさを感じやすい動きですが、最初は小さくでOKです。
動かし方
- 腰を前 → 横 → 後ろ → 横 と円を描く
- 上半身はできるだけ動かさない
- 膝の曲げ伸ばしで円を作る
ポイント
- 腰だけを回そうとしない
- 膝主導で自然に動かす
- 円は小さく、なめらかに
初心者さん向け｜おすすめ練習順
- その場で姿勢づくり
- カホロだけを左右で練習
- ヘラを前→斜めで確認
- 最後にアミを小さく回す
音楽は、テンポのゆっくりな曲を選ぶのがおすすめです。
まとめ｜基本ステップは“ゆっくり・正確に”が近道
カホロ・ヘラ・アミは、すべてのフラにつながる大切な土台。
最初は思うように動かなくても大丈夫です。
一つひとつ、ゆっくり丁寧に。
その積み重ねが、自然で美しいフラにつながっていきます。
