レッスンで役立つハワイ語20選|今日から使えるフラの挨拶・掛け声・心の言葉
今回は「今日から使える」ことを大切にして、レッスンで出会いやすいハワイ語を20語に厳選しました。挨拶・掛け声・心の言葉の3つに分けて、意味と使い方をまとめます。
よくある誤解
よくあるのは、「ハワイ語を覚えないとフラができない」という誤解です。実際は逆で、踊りながら少しずつ馴染んでいけば十分です。
もう一つは、「掛け声は勢いがあればOK」という誤解です。声の強さよりも、場を整える意図が大切です。言葉は音ではなく、心の向け方を揃える道具でもあります。
私がレッスンで大切にしていること
レッスンで私が大切にしているのは、言葉を「覚えること」ではなく、「感じること」です。
ハワイ語は、テストのための暗記ではありません。どんな場面で使われるのか、どんな空気の中で生まれるのかを知るだけで、自然と体に入ってきます。
たとえば「Aloha」という言葉も、ただの挨拶ではありません。レッスンに入る前に心を整える時間だったり、踊り終えたあとに感謝を伝える時間だったりします。
言葉の意味だけでなく、その背景にある気持ちまで受け取ること。それが、フラらしい学び方だと私は思っています。
今日から使える「挨拶」8語
- Aloha(アロハ):こんにちは/さようなら/愛。場に入るときの気持ちを整える言葉です。
- Mahalo(マハロ):ありがとう。最後の一礼のときに心を添えて使います。
- E komo mai(エ・コモ・マイ):ようこそ。迎える側のやさしさを表す言葉です。
- A hui hou(ア・フイ・ホウ):また会いましょう。レッスン後の余韻をきれいに結びます。
- Kāne(カーネ):男性。曲の説明や役柄の理解に役立ちます。
- Wahine(ワヒネ):女性。こちらも役柄や視点の整理に便利です。
- Kumu(クム):先生/源。教えの中心が「人」だけでなく「根」にある感覚が伝わります。
- Hālau(ハーラウ):学び舎。教室というより、学びの文化そのものを含む言葉です。
レッスンでよく聞く「掛け声」6語
- ʻAe(アイ):はい。返事がそろうとクラスの呼吸が整います。
- Aʻole(アオレ):いいえ。確認の会話でよく出ます。
- Maikaʻi(マイカイ):いいですね/よくできました。褒めるというより“方向が合った”合図です。
- Hoʻomau(ホオマウ):続けて。止まらず流れを保つときの合図になります。
- E hoʻolohe(エ・ホオロヘ):聞いて。音や歌詞、呼吸に意識を戻す合図です。
- Hana(ハナ):やってみて/行って。動きに移るスイッチの言葉です。
踊りの土台になる「心の言葉」6語
- Haʻahaʻa(ハアハア):謙虚。上手く見せるより、学ぶ姿勢を整える言葉です。
- Kuleana(クレアナ):責任/役割。自分の持ち場を丁寧に守る感覚につながります。
- Pono(ポノ):正しさ/調和。力で押すのではなく整える方向へ戻してくれます。
- Lōkahi(ローカヒ):調和/一致。クラスの息を一つにするときのキーワードです。
- Mālama(マラマ):大切にする/思いやる。体も仲間も丁寧に扱う合図になります。
- Nani(ナニ):美しい。見た目だけでなく、心のあり方も含む言葉として覚えると深まります。
この20語は、すべて「レッスンの場」で実際に役立つものだけを選びました。全部を覚えようとせず、まずは“今週よく聞いた1語”からで十分です。
できる人・続く人との違い
続く人は、言葉を正確に暗記するよりも、言葉が使われた「場面」を覚えています。たとえば「Hoʻomau」は“止まらない”という意味だけでなく、先生がどんな空気で言うのかまで含めて受け取っています。
反対に止まりやすい人は、言葉を“答え”として覚えようとしがちです。フラの言葉は、正解を当てるためではなく、体と心を同じ方向に向けるためにあります。
なぜその教えが生まれたのか(文化・身体)
ハワイ語がレッスンに自然に入ってくるのは、フラが言葉と切り離せない文化だからです。フラは音楽だけでなく、歌詞(言葉)が運ぶ景色や祈りを、体で表します。
また身体の面でも、言葉は動きを助けます。「E hoʻolohe」と言われた瞬間、耳に意識が戻り、体の力みが抜けることがあります。言葉は、姿勢や呼吸を整える“合図”として働くのです。
まとめ|今週のレッスンで意識する一言
今日の一言は、「Hoʻolohe(ホオロヘ)|聞く」です。
振りが不安な日ほど、形を探すより、音と言葉を「聞く」ことに戻ってみてください。そこから体が自然に整い、フラの流れが戻ってきます。