フラダンスに向いている人・向いていない人|初心者が知りたい相性のポイント
「フラダンスを始めてみたいけれど、私にもできるかな?」
初めてフラに興味を持った方から、よく聞かれる質問の一つです。
ダンス経験がなかったり、リズム感に自信がなかったりすると、「自分には向いていないかも」と考えてしまうこともありますよね。
でも、フラを始めるために、特別な運動経験やダンス経験が必要なわけではありません。
むしろ大切なのは、音楽を楽しめること、少しずつ覚えていくことを楽しめること、そして自分のペースで続けられることです。
一方で、求めている運動のスタイルや教室の雰囲気によっては、「思っていたものとは少し違った」と感じる方もいます。
今回は、フラダンスに向いている人の特徴と、合わないと感じやすいタイプ、そして初めて教室を選ぶときに確認しておきたいポイントをご紹介します。
フラダンスに向いている人には、どんな特徴がある?
フラを長く楽しんでいる方を見ていると、「運動神経がよい」「ダンス経験がある」ということよりも、フラそのものを楽しめるかどうかが大切だと感じます。
もちろん、人によって楽しみ方は違います。
ここでは、フラと相性がよいと感じやすい代表的なタイプを見ていきましょう。
1.ハワイアンミュージックや音楽が好きな人
フラのレッスンでは、ハワイアンミュージックに合わせてステップやハンドモーションを練習します。
そのため、音楽を聴くことが好きな方にとっては、それだけでも楽しい時間になります。
「ハワイアンミュージックを聴くと気持ちが落ち着く」
「音楽が流れると自然に身体を動かしたくなる」
そんな方は、フラの時間を楽しみやすいでしょう。
最初からリズムに正確に合わせられる必要はありません。
レッスンを重ねるうちに、少しずつ音楽のリズムと身体の動きがつながっていきます。
2.少しずつ覚えていくことを楽しめる人
フラは、一度のレッスンですべてを覚えるというより、同じステップや振り付けを繰り返し練習しながら、一曲を少しずつ仕上げていきます。
最初は足だけ。
次に手をつけて。
慣れてきたら、目線や表情も意識してみる。
そんなふうに、一つずつできることが増えていきます。
「先週よりカホロが自然にできるようになった」
「手と足が少しずつ合うようになってきた」
こうした小さな変化を楽しめる方は、フラを長く続けやすいと思います。
基本ステップについては、「フラダンスのステップ名と特徴|基本から応用まで」でも詳しく紹介しています。
3.競争より、自分のペースで楽しみたい人
フラの楽しみ方はさまざまです。
大会を目指したり、舞台でより高い表現を追求したりする人もいますが、趣味として自分のペースで楽しむこともできます。
「誰かより上手になりたい」というより、
「昨日より少し気持ちよく踊れた」
「好きな曲を一曲踊れるようになった」
そんな自分自身の変化を楽しみたい方にも、フラはよく合います。
年齢や経験に関係なく、それぞれが自分なりの目標を持てることも、フラの魅力の一つです。
4.仲間と一緒に何かを楽しむことが好きな人
フラのレッスンでは、同じ曲を仲間と一緒に踊ります。
一人ひとりの動きを練習しながら、少しずつ全体のタイミングや動きがそろっていく。
その瞬間には、グループレッスンならではの楽しさがあります。
もちろん、最初からクラスのみんなと積極的に話さなければいけないわけではありません。
何度も一緒に練習するうちに、自然と挨拶を交わしたり、分からないところを教え合ったりするようになることもあります。
「一人で黙々と運動するより、誰かと一緒の方が楽しい」という方には、フラの教室が心地よい場所になるかもしれません。
ハーラウでの仲間とのつながりについては、「フラのレッスンで名前を呼び合うのはなぜ?」でも紹介しています。
5.ハワイの文化や自然に興味がある人
フラを続けていくと、踊りだけでなく、ハワイ語やメレ、歴史、神話、土地について知る機会も増えてきます。
曲の中に登場する花。
ハワイの山や海。
大切な人への思い。
そうした背景を知ることで、それまで単なる振り付けに見えていた動きにも意味が感じられるようになります。
「ハワイが好き」というところから始めた方が、いつの間にかハワイ語や文化にも興味を持つようになることも珍しくありません。
踊ることと同時に、その背景にある物語を知ることが好きな方にとって、フラはとても奥深い世界です。
6.大人になってから新しいことを始めたい人
「この年齢からダンスを始めても大丈夫?」と心配される方もいます。
けれど、大人になってからフラを始める方もたくさんいます。
新しいステップを覚えること。
知らなかったハワイ語を一つ知ること。
一曲踊れるようになること。
大人になってから何か新しいことを覚える時間は、普段の生活とは少し違った楽しみを与えてくれます。
上達の早さを気にするより、「新しいことを覚えるのがおもしろい」と感じられる方なら、フラの時間を楽しみやすいでしょう。
フラダンスが「自分には合わないかも」と感じやすいのはどんな人?
「向いていない人」と聞くと、フラをやってはいけない人がいるように感じるかもしれません。
けれど、そういう意味ではありません。
その人がフラに何を求めているのかによって、「今の自分が求めているものとは違う」と感じることがあるということです。
短期間で結果を出したい人
フラでは、基本ステップや姿勢、重心移動を繰り返し練習します。
一曲の振り付けを覚えたとしても、その後さらに表情やハンドモーション、メレの意味などを深めていきます。
そのため、「数回習ったらすぐに完成させたい」という方には、少しゆっくりに感じられるかもしれません。
一方で、練習を積み重ねながら少しずつ踊りが変わっていく過程を楽しめれば、フラの面白さも増していきます。
激しい運動だけを目的にしている人
「とにかく速く動きたい」「ハードな運動をした達成感がほしい」ということを最優先にしている場合、フラがイメージと違うこともあります。
フラにもさまざまな曲や踊り方がありますが、速さだけを競うものではありません。
音楽に合わせて重心を移動し、ステップとハンドモーションを組み合わせながら表現していきます。
運動量だけではなく、音楽や表現そのものを楽しめるかどうかも、一つの相性になります。
同じ動きを繰り返す練習が苦手な人
フラのレッスンでは、同じステップや振り付けを何度も練習することがあります。
特に基本ステップは、一度覚えたら終わりではありません。
曲が変わっても繰り返し使うため、何度も練習しながら身体になじませていきます。
常に新しい動きだけを覚えたい方にとっては、少し単調に感じることがあるかもしれません。
ただ、同じ動きを繰り返す中で「昨日と今日で感覚が違う」と気づけるようになると、それもフラの楽しさになります。
人と一緒に踊ることを負担に感じる人
フラはグループで踊る機会が多い文化です。
そのため、常に一人だけで練習したいという方には、一般的なグループレッスンが合わない場合があります。
ただし、これは「人付き合いが得意でなければフラはできない」という意味ではありません。
静かにレッスンを楽しんでいる方もいますし、教室によって人数や雰囲気は大きく違います。
少人数のクラスであれば落ち着いて参加できる方もいるでしょう。
教室との相性も含めて考えることが大切です。
「リズム感がない」「身体が硬い」は気にしなくて大丈夫?
フラを始める前によく聞く不安が、
- リズム感がない
- 身体が硬い
- ダンス経験がない
- 振り付けを覚える自信がない
といったものです。
けれど、これらだけで「フラに向いていない」と判断する必要はありません。
ステップもハンドモーションも、最初から自然にできる人ばかりではありません。
右足を考えると手を忘れ、手を意識すると足が止まってしまう。
初心者のころには、誰にでも起こり得ることです。
何度も繰り返していくうちに、少しずつ身体が動きを覚えていきます。
「できるから始める」のではなく、「やってみたいから始める」でも十分なのです。
実は「フラとの相性」より「教室との相性」も大切
一度フラの体験レッスンへ行って、「何となく合わなかった」と感じることがあるかもしれません。
でも、それだけでフラそのものが自分に向いていないとは限りません。
教室によって、先生の教え方やレッスンのペース、人数、年齢層、イベントへの参加方針などは異なります。
にぎやかな大人数クラスが好きな方もいれば、少人数でゆっくり習いたい方もいます。
舞台やイベントを楽しみたい方もいれば、毎週のレッスンだけを楽しみたい方もいます。
ですから、フラを始めるときには、「フラが自分に合うか」だけでなく、「この教室なら続けられそうか」も見てみてください。
教室選びについては、「フラダンス教室の選び方|初心者が後悔しないための7つのチェックポイント」でも詳しく紹介しています。
向いているか迷ったら、体験レッスンで3つだけ確認してみよう
フラが自分に向いているのかどうかは、文章を読んで考えるだけでは、なかなか分からないものです。
気になる教室があれば、一度体験してみるのが一番分かりやすいでしょう。
そのとき、上手に踊れるかどうかを気にする必要はありません。
次の3つを感じてみてください。
1.音楽を聴いて楽しいと感じたか
ステップを間違えても構いません。
ハワイアンミュージックを聴きながら身体を動かすことを、少しでも楽しいと感じられたかどうか。
それは大切なポイントです。
2.先生やクラスの雰囲気が心地よかったか
質問しやすかったか。
分からないときに焦らず参加できたか。
「また来てもいいな」と思える雰囲気だったか。
先生や教室との相性も、長く続けるうえでは大切です。
3.レッスンが終わったとき、もう一度やってみたいと思ったか
最初のレッスンで上手に踊れたかどうかよりも、こちらの方がずっと大切です。
「難しかったけれど、もう一回やってみたい」
そう思えたなら、フラとの相性は悪くないのではないでしょうか。
柏市でフラを始めてみたい方へ
ハラウ オ ラ・フラ ナオミでは、初めてフラを踊る方にも参加していただける体験レッスンを行っています。
基本の立ち方やステップから始め、ハワイアンミュージックに合わせて、少しずつ身体を動かしていきます。
「ダンスをやったことがないから不安」
「自分に向いているのか、一度試してみたい」
そんな方も、まずは実際のレッスンの雰囲気を感じてみてください。
まとめ|フラダンスに向いているかは、やってみて初めて分かる
フラダンスに向いている人は、必ずしも運動神経がよい人や、ダンス経験がある人ではありません。
音楽が好き。
少しずつ覚えていくことが楽しい。
仲間と一緒に何かをすることが好き。
ハワイの文化に興味がある。
そんな小さなきっかけから、長くフラを楽しむようになる方もいます。
逆に、最初は「自分には向いていないかも」と思っていた方が、実際に踊ってみたら思いのほか楽しかったということもあります。
ですから、始める前から自分を「向いている」「向いていない」と決めてしまわなくても大丈夫です。
少しでもフラが気になっているなら、一度音楽に合わせて身体を動かしてみてください。
「もう一度踊ってみたい」と思えたなら、それがフラを始める一番の理由になるのではないでしょうか。