フラを続けてきてよかったと思えるメレ|人生に寄り添うハワイアンソングの力
長くフラを続けていると、
「やめなくてよかった」と、ふと感じる瞬間があります。
それは大きな舞台の後かもしれませんし、
静かなレッスンの帰り道かもしれません。
今日は、そんな気持ちをそっと思い出させてくれる
“人生に寄り添うメレ”についてお話しします。
若い頃には気づかなかった歌詞の重み
はじめてそのメレを踊ったとき、
ただ旋律がきれいだと感じただけだったかもしれません。
けれど年月を重ねる中で、
同じ歌詞が、まったく違う響きで胸に届くことがあります。
別れを経験したあとに踊るメレ。
誰かを見送ったあとに流れるメレ。
人生の節目で出会い直すメレ。
歌は変わらなくても、
受け取る自分が変わっているのです。
メレは、人生の記憶と重なっていく
ハワイアンソングは、自然や土地、人への想いを大切に歌います。
それはどこか、自分自身の歩みと重なる部分があります。
嬉しかった日。
苦しかった日。
それでも前を向いてきた時間。
踊りながら、自分の人生を重ねてしまう瞬間があるからこそ、
涙がこぼれるのかもしれません。
続けてきた人だけが感じられる深さ
フラは、すぐに答えが出るものではありません。
続けていく中で、少しずつ、静かに育っていくものです。
同じメレを何年も踊ってきたからこそ、
その一節が、心の奥に染み込んでいく。
それは技術の問題ではなく、
「時間」が与えてくれる深みなのだと思います。
メレが背中を押してくれるとき
つらいとき、前に進めないとき、
レッスンで流れたあのメレに救われたことはありませんか。
歌は励まそうとしているわけではありません。
ただそこにあり、そっと寄り添ってくれる。
その静かな存在感こそが、
ハワイアンソングの力なのだと思います。
おわりに
もし最近、少し心が疲れているなら、
大切にしてきたメレを、もう一度踊ってみてください。
きっと、あの頃の自分と、今の自分が、
やさしくつながる瞬間が訪れるはずです。
そしてきっと、
「フラを続けてきてよかった」
そう思える時間が、また戻ってきます。