レッスンでよく出る「流れで」の正体|フラ特有の動きのつながり方を言葉にすると
よくある誤解|「流れで」って、感覚の話だと思っていませんか?
フラのレッスンでよく聞く言葉のひとつに、
「はい、次は流れでいきましょう」という表現があります。
でもこの「流れで」、初心者さんほど戸惑います。
「流れって何?」「止まらずに動けってこと?」
そんなふうに、言葉の意味がつかめないまま踊ってしまうことも多いはずです。
実はここに、大きな誤解があります。
「流れで」は感覚論ではなく、ちゃんとした身体の使い方の話なのです。
先生たちが大切にしている考え方|動きの“途中”を消さない
先生が言う「流れで」とは、
振付を速くつなげることでも、止まらずに動き続けることでもありません。
本当の意味は、動きと動きのあいだを消さないことです。
- 動きの終わりで力を抜きすぎない
- 次の動きに向かう意識を残す
- 視線・呼吸・体重が途切れない
動きの“途中”が生きている状態。
それが、先生たちが言う「流れで踊る」状態です。
できる人・続く人との違い|止まって見えない理由
流れで踊れている人のフラを見ていると、
実際には一瞬止まっているように見える場面もあります。
それでも止まって見えないのは、次の要素が続いているからです。
- 体重が次の方向へ移り始めている
- 視線が次の景色を見ている
- 呼吸が次の動きに入っている
一方、動きが固まってしまう人は、
動きが終わるたびに身体も意識も止めてしまう傾向があります。
流れの正体は、動きそのものより、
「次へ向かう準備がすでに始まっているかどうか」なのです。
なぜその教えが生まれたのか|フラは“連なり”を表す踊り
ハワイの自然や文化では、物事は単体ではなく、
連なりとして捉えられてきました。
風は点ではなく流れ、
波も一つずつではなく続いています。
フラの動きも同じです。
一つの動作を完成させることより、
次へ受け渡していくことが大切にされてきました。
だからこそ、「流れで」という言葉が、
フラのレッスンでは自然に使われているのです。
まとめ|今日のレッスンで意識する一言
「流れで踊る」は、曖昧な感覚の話ではありません。
今日のレッスンで意識してほしい一言は、これです。
「終わりながら、次へ向かう」
この意識が入ると、動きは自然につながり、
フラは止まらず、でも慌てずに踊れるようになります。