動きがしなやかになる準備|手首・肩・体幹を“やわらかくする”フラの夜ストレッチ
よくある誤解|「柔らかさ」は生まれつきだと思っていませんか?
フラを踊っていて、こんなふうに感じることはありませんか?
- 腕が重くて、しなやかに動かない
- 肩に力が入り、手先がきれいに見えない
- 体幹が固くて、動きが小さく見える
ここで多い誤解がひとつあります。
「しなやかさは才能」「柔らかい人は最初から柔らかい」という思い込みです。
実際には、しなやかさは“柔軟性”というより、
力みを抜ける準備ができているかで決まります。
大切にしている考え方|踊る前ではなく「寝る前に整える」
しなやかに踊れる人は、レッスン中に急に柔らかくなるわけではありません。
多くの場合、身体の状態がすでに整っています。
そのためにおすすめなのが、夜のストレッチです。
寝る前に整えると、呼吸が深くなり、余計な力が抜けやすくなります。
今日やるのは、筋トレではありません。
手首・肩・体幹を「やわらかくする準備」です。
できる人・続く人との違い|「伸ばす」より「ほどく」
続く人ほど、ストレッチを頑張りすぎません。
伸ばして痛めるより、ほどいて眠る。
この感覚が上手です。
- 痛いところまでいかない
- 呼吸が浅くならない
- 左右差を“評価”しない
フラのための夜ストレッチは、
上達のための努力ではなく、明日の自分を助ける習慣として行うのがコツです。
なぜその教えが生まれたのか|フラは「静かな身体」から生まれる
フラは、大きな力で押し切る踊りではありません。
静かな波のように、止まらず、でも急がず、流れていく動きです。
そのためには、身体のどこかが固いままだと、
動きはそこで引っかかってしまいます。
夜に整えるのは、明日うまく踊るためだけではなく、
フラの質感に身体を合わせていくためでもあります。
まとめ|今日のレッスンで意識する一言
夜のストレッチは、フラのしなやかさを作る“準備”です。
頑張るのではなく、ほどいて眠る。
それだけで、翌日の動きは変わります。
今日のレッスンで意識してほしい一言は、これです。
「伸ばすより、ほどく。ほどけた分だけ、動きは流れる」
夜ストレッチ(手首・肩・体幹)|5分でできる流れ
ここからは、フラ向けの夜ストレッチを“流れ”で行います。
痛みが出る場合は中止し、呼吸が止まらない範囲で行ってください。
1)手首をほどく(左右30秒ずつ)
- 手を前に伸ばし、反対の手で指先を軽く引く
- 手首の前側・裏側をそれぞれゆっくり伸ばす
- 呼吸は「吐く」方を長めに
2)肩を落ち着かせる(1分)
- 肩をすくめて3秒キープ→ストンと落とす(3回)
- 次に肩を小さく後ろ回し(ゆっくり10回)
- 首が前に出ないよう、頭は天井に引っ張られる感覚で
3)胸をひらく(1分)
- 両手を背中で組み、胸をやさしく開く
- 肩甲骨が寄るところまでで止める
- 腰を反らしすぎず、肋骨が広がる呼吸を意識
4)体幹をねじって流れを作る(左右30秒ずつ)
- 椅子または床で背すじを伸ばし、上半身をゆっくり左右にねじる
- ねじりは“勢い”ではなく“呼吸”で深める
- 肩は上げず、骨盤は安定させる
5)最後に1呼吸(30秒)
- 目を閉じて、鼻から吸って、口から長く吐く
- 肩・手首・お腹の力がほどけていくのを感じる
これで、明日のフラがしなやかに始められる準備が整います。