フラの動きが続かない理由|途中で止まってしまう人が見落としがちな基本の考え方
フラを踊っていると、「振りは覚えているはずなのに、途中で止まってしまう」「次の動きが出てこない」という経験をされたことはありませんか。
レッスンの中でも、とてもよく耳にするお悩みです。でも実はこれは、才能やセンスの問題ではありません。多くの方が、同じ“ある考え方”を見落としているだけなのです。
動きが止まってしまう一番の理由
フラの動きが続かなくなる原因の多くは、「振りを思い出そう」としてしまうことにあります。
踊りながら次の動きを頭で探し始めると、体は一瞬立ち止まります。すると音楽だけが先に進み、「あれ?」という感覚が生まれてしまうのです。
フラは暗記競争ではありません。動きは“思い出すもの”ではなく、“流れてくるもの”なのです。
フラは「点」ではなく「線」でできています
初心者のうちは、どうしても一つ一つの動きを区切って覚えようとします。
けれどフラは、動きと動きの間にこそ意味があります。手が下りきる前、足が着地する前、その途中の時間が、次の動きへと自然につながっています。
動きが止まってしまう人ほど、「形が決まった瞬間」で考えてしまいがちです。実際には、止まらないほうがフラらしいのです。
音楽を「数える」と止まりやすくなります
テンポを意識することは大切ですが、数を追いかけすぎると、体は硬くなります。
音楽は、体を動かすための合図ではなく、流れを支えてくれるもの。メロディーが次へ進む力を持っていることを、ぜひ感じてみてください。
音を聞こうとするだけで、体は自然に前へ進み始めます。
止まらない人は「次」を考えていません
不思議に思われるかもしれませんが、踊りが止まらない人ほど、「次は何だろう」と考えていません。
今の動きを丁寧に続けているだけで、体は自然と次へ向かいます。フラでは、先を急ぐよりも、「今」を大切にすることが、結果として流れを生みます。
レッスンで意識してほしい小さなポイント
- 動きを止めようとしない
- 形を決めきらなくていい
- 音楽を聞き続ける
- 「間」を怖がらない
これだけで、踊りの印象は大きく変わります。
基礎とは「止まらないこと」
基礎ができていないから止まるのではありません。止まらない感覚を育てていくことが、基礎なのです。
今日のレッスンで、少しだけ意識してみてください。振りが完璧でなくても構いません。流れを大切にすること。それが、フラを踊り続ける力になります。
焦らず、比べず、ご自身のペースで。フラは、やさしく続いていく踊りです。