2025 Hoike 終演に寄せて|感謝と未来への一歩
2025 Hoike 終演のご報告
2025年、Halau O La Hula Naomi(ハラウ オ ラ・フラ ナオミ)の大切な節目となるフラ発表会「Hoike」が無事に幕を下ろしました。
ご来場くださった皆さま、出演者のご家族、そして舞台を支えてくださったスタッフの皆さまに、心より感謝を申し上げます。
舞台が終わった今、胸に去来するのはただひとつ。「ありがとう」という想いです。
その想いを込めて、この場で終演のご挨拶をさせていただきます。
舞台に込めたもの
今回のHoikeは、これまでの歩みを振り返りながらも、未来へつながる一歩を示す舞台でもありました。
演目の一つひとつには、自然への感謝、祖先から受け継いだハワイの心、そして踊り手それぞれの人生が重ねられています。
フラは踊りであると同時に、祈りであり、語りであり、文化そのものです。
舞台に立った生徒たちは、その思いを胸に精一杯表現し、客席に届けてくれました。
観客の皆さまへ
客席からいただいた温かな拍手と笑顔は、踊り手たちにとって何よりの力となりました。
ひとつの演目が終わるたびに感じた「皆さまと一緒にフラを分かち合っている」という実感は、舞台に立つ者にしか味わえない宝物です。
この瞬間を共に過ごしてくださったこと、その存在そのものが舞台を完成へと導いてくださいました。
本当にありがとうございました。
出演者とご家族の皆さまへ
舞台の裏側には、見えない努力の積み重ねがありました。
日々のレッスン、衣装の準備、当日の流れを支えてくださったご家族の協力。
その一つひとつがあったからこそ、舞台は成功へとつながりました。
踊り手たちが輝く笑顔で舞台に立てたのは、共に支え合う存在があったからです。
皆さまの想いと努力に、心から敬意を表します。
舞台を支えたスタッフの皆さまへ
照明、音響、舞台進行、会場運営──そのどれもが、発表会を形作る欠かせない要素でした。
プロフェッショナルなサポートと、温かな心配りによって、舞台はより一層の輝きを放つことができました。
舞台は表に立つ踊り手だけでは成立しません。
陰で支えてくださったすべての方々に、心からの感謝を申し上げます。
未来へ向けて
Hoikeは終わりましたが、フラの歩みはこれからも続いていきます。
生徒たちは舞台で得た経験を胸に、また次の一歩を踏み出します。
フラを通して出会えた仲間たちと共に、これからも学び、踊り、そして伝えていく。
その姿勢こそが、フラの精神を未来へと受け継ぐ力になると信じています。
最後に
2025年のHoikeを終えて、私たちが改めて感じたのは「フラは人をつなぐ」ということです。
文化を学び、踊りを楽しみ、そして感謝を共有する──その営みの中に、フラの真髄があります。
これからもHalau O La Hula Naomiは、フラを愛するすべての方と共に歩んでまいります。
この度の発表会に関わってくださったすべての方々へ、心より「Mahalo nui loa(本当にありがとう)」をお伝えします。
寺田名保美